抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラット脳から単離した膜切片を用いて薬物誘導性のチアミンの遊離部位を調べた。脳ホモジネートは0.66-1.2Mのしょ糖密度こう配遠心により精製して膜分画を得た。精製が進むにつれてチアミン三りん酸塩の濃度が上昇するのでこれはビタミンの神経生理学的に活性な型と考えられる。加水分解剤は特異性を示さずこのビタミンの遊離に際して,膜分画からと同程度にシナプトゾームやミトコンド11アからも遊離した。その他の膜構成成分のチアミンに伴なう遊離.すなわちりん脂質などが溶出してくる可能性を調べたが膜,シナプトゾーム,ミトコンドリア分画で同じazPlの放射活性を示しこの試みは失敗した;写図2表1参9