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J-GLOBAL ID:201602005060842107   整理番号:70A0356669

培養されたヒトのリンパ細胞にX線によって誘発された染色体異常における酸素効果比

The oxygen enhancement ratio for X-ray-induced chromosomal aberrations in cultured human lymphocytes.
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 279-283  発行年: 1970年 
JST資料番号: C0405A  ISSN: 0020-7616  CODEN: IJRBA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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健康な女性の静脈より血液より得たリンパ細胞を培養し,X線(230KV,5mA,23.4rads/min)で照射した。照射前および照射中の15分間に,酸素ガスまたは窒素ガスを細胞を浮遊させているりん酸〓衝液(pH7.3)に吸込んだ。照射後細胞はPHAを含む培地に移し換え37°Cで培養し細胞分裂を行なわせた。40~90時間にわたって10時間おきにサンプルし染色体異常を観察した。二動原体型またリング染色体異常についてみると,照射後60時間培養した時に異常数は最高となった。酸素条件下,無酸素条件下でもその傾向は同じだつた。そこで染色体異常にあらわれた酸素効果は照射後50または60時間培養した細胞を用いて調べた。正確に数を知ることの出来る二動原体型の異常についてみると,酸素条件下ではいずれの細胞でも線量効果曲線は2次式で表わされたが,無酸素条件下では線量効果曲線は直線的であった。それゆえOER(oxygen-enhancementratio)は線量または異常数のレべルに依存して変化するし,培養時間によっても変化した。50時間培養した細胞では,細胞あたり0.05~0.25個の二原動体型の異常を持ちOERは6.2~8,9であったし、60時間培養した細胞では2.8~3.99であった。このように培養時間によってOERが大きく異なるのであるから,他の動物細胞のデータと比較を行なうときには注意を要する(山元こう二)
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