抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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4-オキシクロトン酸γ-クラトン(I)を酢酸,アセトニトリル,水などの極性溶媒中,低圧水銀灯により照射すると白色の結晶(Ia,Ib)が得られた.これらはanti-二量体であり,1つは頭-頭環化二量的,他は頭-尾二量体であった.これに対してIを固体の状態で光照射したところ,生成物はsyn-型に結合した頭-頭二量体であった.またこの反応においてアセトンが増感作用をもつことが明らかになった.これらの事実から反応には三重項状態が関与していると考えられる.生成物の構造決定は,NMR,マススペクトル,施光分散などにより行なった:参6