抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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t-ブチルヒドロペルオキシド(II)のβ-シクロデキストリン(I)による包接化合物(III)の160°Cでの熱分解の経時変化をよう素滴定法で追跡.t-アミルヒドロペルオキシドの包接化合物(IV)と比較したところIVの方がIIIより分解しにくく,より安定.水溶液中でもIIはIで安定化され,Iの濃度増大とともにより安定化するが,Iの代りにD-グルコースを用いても効果はない.Iによる安定化はIIとの強い水素結合形成によるものと考えられ,その結合の強さはIIと水のそれより強いらしい.III,IVの他にn-ブチル,iso-アミル,s-オクチル,クメンなどのヒドロペルオキシド類もIと包接化合物を形成し安定化する:参5