抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カルシウム化合物の存在下で圧力をかけた場合の炭素試料中のカルシウムの分布をエレクトロンマイクロプローブアナライザーで調べ,この分布をX線回折法により得られた石墨成分の分布と比較.CaCO
3が存在するとき,石墨成分含量は炭酸塩層に近い周辺部より試料の中心部に大きいが,CaOの存在下では分布は逆であった.この理由は明らかでないが,いずれの場合も石墨成分の多い部分はカルシウム濃度が高い.石墨成分含量とカルシウム濃度が互に密接な関連を持つという事実は,カルシウム化合物の存在するときの石墨化の促進について提出した機構,すなわち炭化カルシウムまたは金属カルシウムの中間的生成をうらづける:参4