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J-GLOBAL ID:201602005181876963   整理番号:71A0358596

ハロゲン化アルキル存在下におけるフルフラールの放射線重縮合反応

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資料名:
巻: 27  号: 306  ページ: 763-768  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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フルフラールに,クロロホルム・四塩化炭素・プロモホルムなどのハロゲン化アルキルを共存せしめて,放射線を照射することにより,フルフラールの重縮合反応が起こる事実が認められた。重縮合反応は,あらかじめ単独で前照射したハロゲン化アルキルを,照射しないフルフラールに添加することによっても起こることが認められたが,その反応速度は,フルフラールとハロゲン化アルキルを共存せしめて同時照射を行なう場合に比べて小さかった。同時照射による重縮合反応・前照射ハロゲン化アルキルによる重縮合反応いずれの場合においても,ハロゲン化アルキルの一定濃度で反応速度に極大値が認められた。極大となる組成は,塩素化アルキルにおいては1:1組成に近く,臭素化アルキルにおいてはハロゲン化アルキル濃度の高い組成で認められた。よう素化アルキルは,同時照射・前照射のいずれによっても,ほとんどフルフラールの重縮合反応を起こさないこと,フリーの塩素や臭素あるいは塩化水素・臭化水素をフルフラールに添加することによっても重縮合反応が起こるが,フリーのよう素を添加しても重縮合反応は起こらないこと,その他種々の理由によって,照射によるフルフラールの重縮合反応は,ハロゲン化アルキルのradiolysisによって生成するハロゲン化水素によって起こされるものと推定した(原報)
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