抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アメリカ産雄ガエルRana pipiensに異種植皮したときの生存度に,γ線照射がどのような影響を与えるかを調べた。非照射対照動物では,異種植皮の中間生存時間は14.25日±1.5であった。全身照射を受けたグループでは,カエルが死ぬまで植皮拒否が起こらなかった。これに対し自己植皮を行ない部分照射あるいはしゃへいしたグループでは,2日以内に非照射群と同様な急激な拒否が見られた。末しょう血液中のリンパ球パーセントは著しく低下したが,部分しゃへい群では低下の程度は小さかった。好塩基球,好エオジン球,単球のパーセントは余り変化しなかったが,中性球は増加した。骨髄が自己免疫を保つように働いていると考えられる