抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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動物の疲労状態に及ぼす薬物の薬理学的スクリーニング方法を検討.疲労状態を測定する方法としてhole cr-oss(HC),傾斜板法(SA),回転棒法(RR),バネばかり法(SB),直腸温(RT)試験を行なった.用いた運動は振とうおよび踏車走行であり,振とう動物では体温下降がみられる他,SAとRR試験で示される運動失調が特徴であった.SB試験では運動時間の増大とともに握力の減少がみられ,運動活性も熟しく減少した.踏車走行を用いた動物では運動直後に幾分興奮状態を示すが,その後抑制が入られた.HC,SA試験では抑制がみられなが,RT,SBおよびRR試験では有意な変化はみられなかった.メタンフェタミンは疲労マウスの運動活性を有意に増大し,RR,RT試験で疲労状態からの回復がみられたが,SA,SBでは効果がみられなかった.カフェインはすべての試験で疲労回復効果を爪した.グルコースは両運動で運動活性指数を減じるが,RR,SAおよびRT試験ではある程度の回復効果がみられた.ジメチルアミノエタノールはSA,HCおよびRT試験で回復効果を示した:参13