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J-GLOBAL ID:201602005209273534   整理番号:70A0377326

水田土壌下層土の形態的緒特徴の発達過程 II 作土から溶脱した鉄の心土による吸着機構(1)

著者 (3件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 95-106  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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水田状態に保温静置した作土から溶脱した第一鉄を遊離鉄量,陽イナン交換容量が異なる4種類の心土の保持能力を比べ,能力と心土の性質との関係を検討した.また,二,三の無機成分も調べた.溶脱第一鉄保持能力は長野水田心土(土性Lic,遊離鉄2.62%,CEC22.5me/l00g土壌)のほうが,入善水田の心土(SL,0.74%,3.6me/100g)よりも著しく大きく,この能力は水溶性第一鉄を心土が吸着する性質に起因すると思われた.分子状酸素が共存しない場合,水酸化第二鉄は,水田状態土壌中で生成した水溶性二価鉄を吸着せず,溶脱水溶性第一鉄は心土の陽イオン交換座に吸着されると思われる.溶脱りん酸の心土保持能力は第一鉄保持能力より高く,心土中の鉄の行動とマンガン行動には少し差が見られた:参12

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