抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光電子の量子収率とエネルギー分布を,有機結晶に対して真空紫外線領域で測定した.狭い価電子バンドを持つ有機結晶からの光電子放射に対してモデルを示し,閾値付近の収率に対して半経験的な力の法則を誘導した.このモデルを使い量子収率のスペクトル分布から得られたイオン化電位はアントラセン;5.68,ナフタセン;5.43,ペンタセン;5.04,ペリレン;5.33,インドアントロン;5.17,テトラチオナフタセン;4.42eVである,エネルギー分布において一度散乱した電子の寄与をどのように分離できるかを示した.“対生成”の閾値はペリレンに対するバンドギャップにほぼ等しく,クアテリレンのギャップよりやや高い.収率スペクトルとエネルギー分布の両方において見いだされた微細構造は価電子バンドがさらに存在することを仮定することにより説明でき:参36