抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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チアミンを添加した食飼を与えたラットに100i.u./kgのインシュリンを腹こう内注射すると2.5時間にけいれんから虚脱状態となり,約3.2時間内に死亡する。チアミン欠乏ラットでは同じ処置で自発的豊運動能力はわずかに低下するにすぎない。欠乏ラットでも4時間前に4mg/kgのチアミンを注射するとチアミン添加飼育ラットと同じ症状を示し,5匹中4匹が死亡した。血糖を定量するとチアミン添加飼育群ではインシュリン処置後約3時間でほとんど失われるが,欠乏動物ではわずかではあるが糖分が残存し0.07mg/ml以下にはならない。その理由につき考察;写図1表1参5