抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各種電解質水溶液中におけるポンプ材料の接触腐食を究明するため,普通鋳鉄,普通鋼,ステンレス鋼,銅合金など6種類の材料をそれぞれ二つずつ組み合わせ,緩流動,高流速の両腐食試験を行なった。液質は淡水,3%食塩水およびH
2S,NH
4+を含む3%食塩水である。その結果,液質によってかなり差はあるが,各接触金属の腐食量は単独の場合と同様,普通鋳鉄が最も多く次いで普通鋼,銅合金,ステンレス鋼の順で,おおむね電位どおりの傾向を示し,それぞれの組合せにおいて電位の低いほうの金属の腐食重は単独の場合の腐食量より増大する。この腐食量は淡水の場合最も少く,H
2S,NH
4+を含む3%食塩水の場合が最も多い。流速の影響は淡水の場合少ないが,そのほかは流速が大なるほど低電位金属の腐食量は多くなる;写図10表3参7