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J-GLOBAL ID:201602005278485063   整理番号:71A0377794

菌類によるアルカロイドおよび関連物質の生産 VII 麦角菌の菌核と培養とからペプチド型麦角アルカロイド類のペプチド部分に対応したプロリルシゲトピペラジン類の分離

著者 (5件):
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巻: 44  号: 12  ページ: 573-579  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0231A  ISSN: 0002-1407  CODEN: NNKKAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ペプチド型麦角アルカロイド(A)エルゴクリプチン(I),エルゴシン(II),P1(エルゴヘキシン)およびP2(エルゴヘプチン)を生産しうるハマニンニク型麦角菌の菌核と培養からIおよびIIのペプチド部分に対応したL-ロイシル-L-プロリン-ラクタムをその異性体L-ロイシル-D-プロリン-ラクタムとして単離し,未知のAのP1およびP2のペプチドに対応した1種の新プロリルジケトピペラジンをも結晶として単離.同時に,主としてエルゴタミン(III)からなるA類を含有するライムギ型麦角菌の菌核からIIIのペプチドに対応したL-フェニルアラニル-L-プロリン-ラクタムをその異性体L-フェニルアラニル-D-プロリン-ラクタムとともに単離.これら含プロリン環状ジペプチド類はA類合成の前駆体になっているのではないかと推察した:参15
引用文献 (15件):
  • (1) D. Gröger: Fortsch. Chem. Forsch., 6, 159 (1966).
  • (2) S. Agurell: Acta Pharm. Suecica, 3, 71 (1966).
  • (3) R. Voigt: Pharmazie, 23, 419 (1968).
  • (4) M. Abe, T. Yamano, Y. Kozu and M. Kusumoto: J. Agr. Chem. Soc. Japan, 25, 458 (1952).
  • (5) 阿部又三,山野藤吾,高津嘉春,楠木貫:農化, 29, 364, 697 (1955).
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