抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
31Siを70~90%も豊富に含むSiO
2の25mgに約8.0×10
12ncm
-2sec
-1の熱中性子を10時間照射した.照射後直ちに
14C-アデノシンの5μCiを加え,室温に2日間
34Siの全部をふ食させた.この処理後,ペーパークロマトグラフィーとラジオオートグラフィーを用いて確認し,
31P原子が2′または3′と5′-AMPを生ずるアデノシン分子中に見いだされた.それは破壊作用よりもむしろ産生作用が強かった.そのような有機反応が原始的土中で生じたと思われる.その仮定は次の事実により支持された.(1)早い中性子のかなりの量が今日でさえ,その土の上にきている.(2)水は早い中性子に対し,非常に効果的な熱的物質である.(3)SiO
2はその土で大部分が作られている:参12