抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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空間と岩相の2つの主要な問題に直接十分な答えを与えるというより,追加的な説明を加えてTooker(1970)の批判に対する答えとしたい。分散運動の中心は,各測定点における方位を延長して決め,方位は大略放射状であるとしたもので,もしひずみが取去られれば,岩体は容積でなく地域的により小さな空間を占める。また,押かぶせ岩体のすべてが分散運動の中心からきたとはいっておらず,65~100mileの長い移動は必要でない。等層厚線図は分散運動の中心が大略たい積の中心にあたることを示し,押しかぶせ断層は,上昇した西方の地域のはじから東方の沈降地帯までの距離約10mileほど移動すればよく,空間と岩相の問題は重要でなくなる。本誌80 1061-1078(’69)および81 3503-3506(’70)参照;写図3参22