抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来広く用いられているH
2Sの比色定量法を改良して,粗生物学的試料の不安定な硫化物の測定に応用。本法は不安定なスルフィドを他の補助因子と関連ずけることができる。メチレンブルーの平衡結合と非平衡結合は,グラフ的にたやすく補正ができる。H
2Sの気相への損失は,有機層で最小限にしうる。粗分画の完全な分析は,粗試料たんぱく質180mgを合む,18個の検定容器中で行いうる。分光光度測定は,光学的に純粋な有機相で行なわれ,吸光性は0.05以下で重要な結果を得る。かびの細胞下分画における全たんぱく質mg当りの不安定硫化物含量を測定;写図3表1参14