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J-GLOBAL ID:201602005321712621   整理番号:64A0265803

一塩化よう素塩酸溶液を酸化剤とするセレンおよびテルルの微量容量分析法

著者 (3件):
資料名:
巻: 85  号: 10  ページ: 647-651  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0226A  CODEN: NPKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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塩酸酸性で単体のSe,TeにICl塩酸溶液の過剰を加えて酸化し,亜セレン酸イオン,亜テルル酸イオンの状態にし,そのとき生成するI2をCHCl3を加えてKIO3溶液で滴定することによって,Se,Teを間接的に定量する方法を検討,単体Se,Teはセレン酸イオン,テルル酸イオンなどからNa2SO3またはSnCl2で還元して作り,BaSO4をキャリヤーとして遠心分離した.IClによるSeまたはTeの酸化は0.3~4NHCl酸性で,またI2はCHCl3を指示薬とし,0.01NKIO3で滴定の際のHCl濃度は3N以上に保つ必要がある.セレン酸イオン(Se0.160~0.80mg)とテルル酸イオン(Te0.219~1.095mg)が共存する場合,および亜テルル酸イオン(Te0.270~1.080mg)とテルル酸イオン(Te0.219~1.095mg)が共存する場合に,それぞれSe(VI)とTe(VI),Te(IV)とTe(VI)を定量した結果,いずれも誤差は±0.005mg以下であった.

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