抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルカリ性ホスファターゼ(I)は骨の石灰化を起し,これにピロホスファターゼ(II)を加えると石灰化に対する阻害作用があることから,これら両酵素の役割および関連性について生化学的実験を行なった.主として硬組織(骨)由来による酵素活性,各種阻害効果,アイソザイム像,その他の特性について他臓器由来酵素と比較検討した.結果,骨抽出液の両酵素活性はゲルろ過によって分離できなかった.電気泳動を行なうとIIのゾーンはIのゾーンとまったく一致した.L-フェニルアラニンおよび熱による阻害作用でも両酵素は同様の影響をうけた,これらの結果より,骨のIはIIであると思われた:参28