抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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極微量の水銀(II),コバルト(II),亜鉛(II)の液-液抽出のさいの挙動をシクロヘキサン中でSTTAを用いて研究した.その結果を利用して抽出クロマトグラフ法によるSTTA錯体としての三種金属の分離法の検討を行なった.シクロヘキサン中に10
-3MSTTAを溶解したものをKCI-F上に保持し固定相として用いた.pH5.5~6.0の試料を通して金属イオンを保持し,亜鉛(II)はpH5.0の水溶液で,水銀は1.MHC1溶液で溶離した.残ったコバルトはしっかりと捕捉されており,濃塩酸でも溶離しないのでアセトンを注入して有機相ごと洗出した.抽出クロマトグラフ法とバッチ法による液-液抽出の関係を同じ条件下の金属-STTA系について議論した:参16