抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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京都大学原子炉実験所からの排水がその受入河川の水質におよぼす影響を明らかにするために1964年3月~1965年3月にわたってそれらの水量および水質等について調査し検討を行なった。その結果,実験所からの排水は水量では受入河川の10~30%をしめているが水質汚染の面においては特に影響を与えていない。その理由としては実験所の最終廃水貯留池の自浄作用が大きいこと,各種廃水処理装置が好性能を維持していること等が考えられる。また受入河川の水質については実験所からの排水との交流点からより離れた下流部においての水質汚濁が著しいが,これは近傍の中小工場や一般家屋からの排水によるものと考えられる(著者)