抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報における振動リード法による動的粘弾性の測定から,180°C熱圧試料が最も力学的に望ましいリグニンと他の成分との結合構造をとっていることが判明した。この構造の相違を知るため,パルプシートを市販特級のメタノール,エタノール,プロパノールおよびブタノールに0~90分間浸せきし,動的粘弾性を測定した。メタノールおよびエタノールの浸せきでは,力学的損失正接を最大とする浸せき時間は,熱圧温度の上昇とともに増大し180°Cにて最大となった。これはリグニンの流動が活発となり,繊維間結合が強くなり,液体の浸透を困難にしているためと思われる;写図6表1参5