抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トリス(アセチルアセトナト)けい素(IV)過塩素酸塩は,1,1,2,2-テトラクロルエタン(TCE),アセトニトリル(AN)中で分解反応を伴なわずラセミ化反応のみを起こすことがわかった。ラセミ化反応は,TCE中で酸触媒,AN中で塩基触媒をうけた。R=〔錯体〕(k
1+k
2〔酸〕);R=(k
3+k
4〔塩基〕)錯体と
14C-アセチルアセトンとの同位体交換反応は両溶媒ともラセミ化条件下では起らないので,ラセミ化反応は分子内反応であることが判明した。さらに分子内反応機構の可能性について考察した結果五配位中間体を経るパスが最も支持された