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J-GLOBAL ID:201602005386198224   整理番号:64A0254845

大気中の放射性降下物質の測定

Measurement of radioactive fallout on airborne particles.
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 563-575  発行年: 1964年 
JST資料番号: B0373A  ISSN: 0017-9078  CODEN: HLTPA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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オハイオ州のシンシナチ市において,1961年の後半に行われたソ連の核実験に由来する,空気中の放射性物質の測定が行われた。試料は,1日当り2000m3の空気をろ紙を通過させて得られた,そして,γ線スペクトル分析と,放射化学分析に供された.γ線スペクトル分析によると,空気中の,放射性核種は,144Ceおよび141Ce,131I,140Ba,103Ru,95Zr-95Nbであり,天然生成の7Beも含まれている.また,137Csは1年後に表われた.このうち,特に140Baの含有量の増減はその試料の起源の指示標となっている.例えば,1961年9月13日から14日にかけての試料については,220Rnは1m3あたり2.3×10-12c,137Csは0.08×10-12c,7Beは0.2×10-12cを示した.一方,放射化学分析により定量された.純β放射体,90Sr,90Yについては,9月15日のものは,1m3あたり0.023×10-12cで,9月23日まで最大値を示した.なお,γ線スペクトル分析の感度は1m3あたり0.01×10-12から0.1×10-12cであり,放射化学分析のそれは0.001×10-12cであった;図5表5参14(大野 茂)
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