抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炭素量とニッケル量をいろいろに変えたニッケル特殊鋼についてのオーステナイト化温度,炭素量,熱処理,加工熱処理,時効,破壊試験温度の影響。残留オーステナイトが7%と36%の試料についての遅れ破断の傾向は本質的には変化なく,破断を生ずるのはマルテンサイトに原因のあることを示した。加工熱処理により強さと塑性が改善され遅れ破断の傾向も減少する。炭素量の増加はマルテンサイト地の塑性を低下させ高い内部応力の原因となる。試験温度の低下は遅れ破断の生成を抑える。これらの結果より遅れ破断はマルテンサイト変態時に生ずる欠陥と地のぜい性が原因であることがわかる;写図10表1参16