抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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試料を臭素-メタノール法または酸分解法(硝酸)により分解し,不溶解残留物を分離したのち,これをピロ硫酸カリウム融解し,水に溶解する.これにくえん酸アンモニウムを加え,アンモニア水でpH8.5~9.5としたのちジメチルグリオキシムを加え,生じたニッケル錯体をクロロホルムに抽出して吸光光度定量(375mμ)を行なう.これらいずれの分解法を用いてもよく一致した結果が得られることが判明.なお不溌解残留物についてX線回折を行ない,介在酸化ニッケルはNiOの形で存在していることを明らかにした:参4