抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1つの目標に向って一連の射撃を行なった時の命中する確率を求めるのは非常に困難な作業だが,本稿は,実際の射撃の結果を写真で分析した結果,射撃は独立で標的とねらう位置およびねらった位置と着弾点のずれは正規分布であり,射撃には傾向があり,なめらかな曲線上を鎖状にたどるという3つの仮定のもとに,写真結果から命中率を推定するためのモデルを考察したものである。標的を1点に,射撃の結果をエリアに変換する方法をとって,理論的な命中率を導き,現実のデータと比較して,有効性を示すとともに,射撃の分布を変えた時の結果についても考察している;写図14参7