抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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統計誤差を増加させることなく中性子散乱実験の測定時間をきりつめるためには,十分大きな散乱試料を使用する必要があり,したがって断面積の解析に先立って複散乱の補正が必要となる。三重散乱の実験誤差に比較して無視できるものとした。事情を簡単化するための仮定は一切行なわずに,解析的に複散乱補正を計算した。この方法は中性子の平均自由行路程度までの大きさの円筒状散乱体に適用しうる。適当に調節した中性子減衰補正値による他の補正法についても論議したが,この方法は大きな系統的誤差を導入しやすい欠点のあることを明らかにした;写図1表3参13