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J-GLOBAL ID:201602005516725957   整理番号:65A0252234

赤外吸収スペクトルの医薬品試験における応用(XV)局方医薬品の多形現象(polymorphism)(1)

著者 (3件):
資料名:
号: 82  ページ: 33-37  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0334A  ISSN: 0077-4715  CODEN: ESKHA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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局方中のIR-確認法はすべてKBr錠剤であり,多形現象が考えられる.著者らはこの現象により誤った判断が下されぬよう,酢酸コルチゾン4種,塩酸チアミン2種,リボフラビン2種,スルファミン3種,ホモスルファミン2種,ブロムワレリル尿素2種の結晶を作り,これらの赤外吸収スペクトルを測定し,多形現象の関係を研究.その結果,1)経時変化は塩酸チアミンB型にみられ,A型に容易に移行することが認められた.2)ホモスルファミンの二つの結晶はA型が結晶水をもったもの(局方品)B型はこれをもたないものであり,市販品はこの二つの結晶の混合物であることが発見された.またA型は加熱により結晶水を失わないB型に変換した.

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