抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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局方中のIR-確認法はすべてKBr錠剤であり,多形現象が考えられる.著者らはこの現象により誤った判断が下されぬよう,酢酸コルチゾン4種,塩酸チアミン2種,リボフラビン2種,スルファミン3種,ホモスルファミン2種,ブロムワレリル尿素2種の結晶を作り,これらの赤外吸収スペクトルを測定し,多形現象の関係を研究.その結果,1)経時変化は塩酸チアミンB型にみられ,A型に容易に移行することが認められた.2)ホモスルファミンの二つの結晶はA型が結晶水をもったもの(局方品)B型はこれをもたないものであり,市販品はこの二つの結晶の混合物であることが発見された.またA型は加熱により結晶水を失わないB型に変換した.