抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソ連のアプシェロン半島の工業建設現場で多くの構造物にひびわれが発生したことが注目をひいた。それらの基礎地盤は乱された膨張粘土で層厚数10mにもおよんでいる。この粘土は乾燥すると硬く垂直と水平との方向に小さい構造ひびわれ網を形成し,地下水面は地表面下15~20m下にある。構造物は鉄筋コンクリート造の地下貯水そうで満水して水密性を検査した後に側壁および底板にひびわれを生じた。この粘土層から試料110個を採取してそれらの物理的性質および圧力と膨張度との関係をしらべ,その結果を表示した