抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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数字というものは客観的であり,かつ冷酷なものであるとよくいわれ,また一般にそのように思われている。しかし,はたしてわれわれの眼前に提示されている数字が,ほんとに「客観的であるかどうか」について,筆者は疑問を持ち,数字とそれを受け入れる主体との関係を通して,学問と人間との関係について,中岡哲郎および牧口常三郎両氏の見解を紹介しつつ自己の見解を述べ,さらにわれわれに身近な一つのケースをとりあげて,統計数値をとり扱う者の姿勢,とくに目的と手段との取違いにこそ現在の悲劇が存在し,人間を手段として扱ってはならないことを強調する;写図5参7