抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セミケミカルパルプ化では,リグニンを完全に除くことができず,一次壁(p)層のセルロース組織を電子顕鏡により観察できない。P層の内側には,交差するミクロフィブリルからなるヘリックス層(S
1),中層には,細胞膜と平行に配列したミクロフィブリルよりなる層(S
2),最内層にはS
1ど同様な配列の層(S
3)が観察されたこう解工程では,P,S
1層を含む,リグニンに富む表層がまず離解して,不規則な形をしたラメラとなる。次いでS
2が解離して,フィブリルや,総状フィブリルとなる。漂白パルプでは,P,S
1S
2各層がそれぞれ,フィブリル化される,セミケミカルブナパルプの表層は,リグニンヘミセルロース含有量が多いため,フィブリル化は困難である:写24 図5 表1 参39