抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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B群ビタミンはこぶ胃の微生物によりつくられるので,反すう動物はえさの中にチアミンを必要としないと考えられてきた。しかしヒツジおよびネコの大脳皮質のえ死で,組織のチアミン濃度が低く,血液のケト酸,乳酸が増加し,トランスケトラーゼ活性が低下していた。さらに血しょう中のピルビン酸キナーゼ活性が増加し,炭水化物代謝の著しい乱れが示唆された。影響された動物のこぶ胃中にチアミナーゼの存在のためのチアミン水準の低下も示された。チアミナーゼはこぶ胃だけでなく消化器官の全部にわたつていた。Bacillus thiamtirolyticusのチアミナーゼIと同様の性質が示された;写図2参18