抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1968年度梅雨末期の集中豪雨特別観測資料のうち,7月10日のりょう風丸レーダPPI写真の中に見出したかぎ状エコーについて解析した。これは従来のフックエコーと類似している。7月10日02~08時に九州中部の停滞性梅雨前線上を波長1000kmの低気圧が50km/hで東進し,かなりの降雨があった。この低気圧域内の降雨系のうち2つはかぎ状エコーに付随するものであることがわかった。このエコーの発生,移動とこれによる降雨,かぎ状エコーをを構成するエコーセルの追跡,かぎ状エコーに関する運動場について詳細に述べた。かぎ状エコーを伴うメソじょう乱と冬期北陸沿岸の渦状エコーを伴うメソじょう乱を比較して論じた;写図10参17