抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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培養液中のけい酸(SiO
2)の濃度を0,0.5,1,5,20,50,100,300ppmとして水稲を栽培.0.5ppm区と1ppm区では0ppm区に比べて水稲の生育はかえって小さく,5ppm以上では濃度の増加とともに生育は増大するが,20ppm以下では不十分で,300ppmでは高すぎ,50~100ppmが好適濃度であるとした.また,水稲個体当りのけい酸含有量が約20~30mg,含有率0,1~0.2%位までの場合には,水稲生育量の差はほとんど認められないとした.蒸留水は銅製蒸留装置費用いて作り,イオン交換樹脂で脱イオンしたものを使用.秤量器具,ポットなども.ガラス製のものの使用をさけて水稲を栽培,けい酸濃度のきわめて低いイネを得たが,水稲は稔実し,形は小さいが正常な穎花を得た.このことより,けい素は水稲に対しては,植物学的には必須ではないとした:参18