抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物体から切り離され,茎葉の影響を除かれたトマト果実に生ずる酸含量の変化を調べ,間接的に果実自身の酸の生成蓄積能力を検討するとともに,その蓄積量を規制する要因として塩基またはKの影響が調べられた.着色開始前に植物体から切り離された果実では全酸含量が増加し,果実が茎葉とは独立に酸を生成する能力を有することを示した.K施用量をかえて栽培した株から果実を切り離し着色が始まるまでの期間に生ずる全酸含量の増加量と果実の塩基またはK含量との関係をみたところ,両者はほぼ比例する関係であった.切り離した果実において,果実の発育段階が同じであれば酸/塩基の比はほぼ等しく,果実の発育が進むと比は高くなった:参8