抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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松川地熱地帯の現世たい積物の層序および
14C年代を決定した。現世たい積物は湯坂層,古岩手火山,沖積層などからなる。湯坂層は泥流たい積物,湿地たい積物,河成たい積物などの累層で丸森火山のカルデラ内部にたい積している。湯坂層から得られだ
14C年代は,4.850yrs,B,P,より新しく2.690yrs,B,P,より古い。沖積層から得られた年代は380yrs,B,P,より新しく0yrs,B,P,より古い。湯坂層および沖積層は熱水変質を受けた火山岩類をおおい,自らは変質せずそしてかっ鉄鉱層を狭有している。したがって松川の地熱系の地表活動は少なくとも5.000年前に消滅し,それ以後潜頭性地熱地帯となり,地表では鉱泉活動が続いていたと結論される