抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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島弧と活大陸縁辺にはカルクアルカリ(CA),ソレアイト(TH),アルカリ岩系列の三つの系列の火山岩がある。FeO/MgO-SiO
2,FeOの関係図ではCAはTH系列に比べて分別結晶作用の進行に伴うSiO
2の増加が大きくFeOの富化が少ない。CAとTHの両系列とも玄武岩,安山岩,石英安山岩,流紋岩を含む。未完成の島弧ではTH系列の玄武岩と玄武岩質安山岩が主であるが,厚い大陸型地殻を持った完成された島弧ではTHとCA系列の安山岩と石英安山岩が主となる。大陸縁辺のおもな火山岩はCA系列の安山岩,石英安山岩,流紋岩である。全火山岩に対するCA系列の岩石の割合は火山弧下の大陸型地殻の発達に伴って増大する;写図18表5参95