抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルプス山脈の白亜紀~暁新世の“赤色層”の石灰岩は,バイオマイクライトである。同層のマイクライトは,主としてココリスと有孔虫の破片とから構成されている。石灰岩の岩化は,電気的続成作用でおこなわれた。石灰岩に含まれる酸化鉄は自生鉱物であり,続成作用およびその後の変質をつうじて岩石に混じりあった。泥質鉱物の主成分はモンモリロナイトである。“赤色層”のたい積環境は,地化学的にみて,深海の赤色泥のたい積環境と異なっている。現段階では,“赤色層”の生成環境はわからないが,多くの地質学的,岩石学的性質からみて,少なくとも深海環境ではなかったと考えられる;写図6表4参48