抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報同様の方法で,0.2%C,0.2~0.5%Siの構造用鋼をCaF<sub>2</sub>-Ca O-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>-SiO<sub>2</sub>系スラグでエレクトロスラグ再融解し,Sの挙動を調査した。その結果,CaO/SiO<sub>2</sub>>1.5でSはほぼ一定で0.01%,モれ以下では急激に増加する。CaO/SiO<sub>2</sub>>1.5a<sub>FeO</sub><0.1で脱硫速度は鋼中とガス相中のSの活量差により決まり,脱硫率はSが高く,空気の給供が十分なときスラグ組成に依らずほ70~80%である。S溶解度が低いSiO<sub>2</sub>,Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>,FeOのみを含む場合は脱硫速度は遅く,スラグ中境界層の物質移動により律速される。Sが底く,酸素の給供が少ないと,脱硫速度はスラグのsulphur capacityすなわちスラグ組成に影響される;写図6参20