抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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小児期悪性しゅようの抗がん剤の治療効果予測法として,治療前に手術により摘出された神経芽細胞しゅ,Wilmsしゅよう肝芽細胞しゅを単細胞浮遊液として分離し,簡易同型培養法により各種抗がん剤のしゅよう細胞に対する細胞毒効果を定量的に測定する方法を研究した,Wilmsしゅように対してはアクチノマイシンDが0.0001~0.001ug/mlの低濃度でも阻害を示したのに対し,神経芽細胞しゅでは0.0lug/ml以下の濃度では無効で,この結果はin vivoでの治療効果と平行していた.また組織学的に同じしゅようと分類されるしゅようの間にもin vitroでは薬剤感受性が異なっていることが分った.本法は抗がん剤の治療効果予測法として有効でしかも抗がん剤の使用の個別化のより所となり得ると考えられる:参30