抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットひ臓細胞で感作したウサギより得た抗ラットひ臓ウサギ血清(I)をラットの腹こう内へ投与して,網内機能と移植しゅよう腹水肝がんAH109Aの増殖に及ぼす影響について検討し次の結論を得た.(1)Iの至適投与量はラット体重100g当り,0.02ml前後であると考えられ,その効果発現までは3~5日を要するものと考えられる.(2)Iによるしゅよう抑制効果は直接しゅよう細胞に作用するのでなく,網内系を介して間接的に働くものと解され,したがって主しゅようを根治せしめるほどには強力なものではなく,あくまでも残存がんあるいは潜伏がんへの増殖,顕現を抑制し得るものと考えられる:参56