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J-GLOBAL ID:201602005855745851   整理番号:70A0355643

事故時のPu-238による個人被ばくの推定:全身計測ならびに生物学的定量にもとずく結果

Evaluation of accidental personnel exposure to plutonium-238: Whole body counting and bioassay results.
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 631-639  発行年: 1970年 
JST資料番号: B0373A  ISSN: 0017-9078  CODEN: HLTPA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オハイオ,マウンド研究所の238Puグロープボックスが,1968年4月3日に爆発し,3人が吸入によりかなりの被ばくをこうむった。うち1入は顔に第一度の火傷を受けた。事故後3週間目に全身計測のために,ドウ・ケミカルカンパニイのロッキィフラットにこの3人は送られた。測定は,238Puの崩壊に伴なって出る平均17keVのX線を検出するため,2個の4φ×4mm厚のNaIシンチレータとマルチ波高分析器をもつ全身カウンターを,9~24keVのエネルギー範囲にセットして行なった。計数値は,17keVX線の組織の半価層を0.6cmとして胸厚に対する補正をした。胸厚は超音波装置を馬いて測定した。その結果,従業員の肺負荷量は,それぞれ,0.134μCi,0.141μCiと0.091μCiであった。ところで,体内のプルトニウムの摂取量を下げるために,重金属キレート・ジエチレントリアミン・ペンタ酢酸(DTPA)の静注による治療も事故後5時間目から始めた。それと併行してふん中のプルトニウム量も測定したが,最初の10日間での排出は,3.65μCi,144μCi,と7.59μCiであり,どの例でも,放射能の99%以上がはじめの4回の排出により排出されている。被ばく後180日間の3人の尿のデータも集めたが,マウンド研究所で,かつて238Puの被ばく時にみられたパターンとはちがった排出パターンを示している。約200日間後238Puの全身負荷量は,0.03Ci,0.29μCiそして0.21μCiと推定された(川島勝弘)
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