抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウオトリシキブの殺魚成分で,C
20H
28O
4のジテルペンCallicarpone(I)の構造を決定.Iはそのanhydro-diacetyl誘導体,LiAIH4還元で生成するテトラナールおよびクロルヒドリンの性質から,ene-1,4-dioneとα-オキシーイソプロピルからなるoxide環をもつtricarbocyclic diterpeneと推定され,Iをメタノール中炭酸ソーダと加熱して得られるジフェノールの主成積体が11,15-dihy・droxy-sugiol,副産物はα-hydroxy-isopropyl基がacetoneとなって脱離したため生じたm-diphenolであることからepoxyの位置は12,13位と考えられた.以上から・Iは,8,9-dehydro-7,11-dioxo-12,13-epoxy-15hydroxy-abietaneと思われる:参4