抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広島において胎内で原爆に被曝した子供の障害について調査して次の成績を得た.1)早期死亡:原爆被曝した(昭和20年8月6日)姓娠婦人よ昭昭和20年8月6日以降昭和21年5月14日までに出産し,広島市で昭和27年乃至昭和30年に調査のできた胎内被曝児の死亡率は,広島市の総人口を参考とし.人口増加比率を算出し模討した結果では,被曝後7年間(昭和27年まで)死亡率の増加を認めたが,それ以後の死亡率は徐々に減少し,1950-1952年の日本にかける修正生命死亡表に近づいていった。2)発育障害:イ)昭和30年の大竹市の調査で胎内被曝児に発育障害と小頭症の増加を認めたので,昭和39年8月31日現在まで生存し,広島市に在住していた(爆心地より2.999m以内で)直接胎内被曝児536名について調査すると,身長,体重,頭囲等の発育障害と小頭症が妊娠初期での多線量被曝に増加してをり,ロ)次いで,昭和40年に各方面の協力により調査すると,胎内被曝児で現在生存せる高度の小頭症(平均値-3標準偏差以下)は12例であった;表13