抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
溶融塩系のうちで特に安定なふっ化物系溶融塩は広く採用されているが,電気化学的研究を行なう場合必要な電位の基準となる照合電極は常識的材料ではだめである。ここでは,Ni/NiF
2系と溶融塩を浸透させた窒化ほう素膜を用いて濃淡電池を作り起電力を測定し,溶融塩の膜中への浸透は約12hで行なわれること,500~600°Cとすると見掛けの液間電位が小さく再現性のよいこと,電解開始時からの膜の寿命は少なくとも12h以上になること,NiF
2濃度の変化による電位変化を計算できることなどがわかり,現状ではもっともすぐれたものと考えられ今後各種の金属-金属ふっ化物電極系の反応機構の解明を予定;表1