抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一般にP波およびS波の到達時間は,たて状地の方が他の大陸地域より圧倒的に早いことがわかっている。しかしこの事実を確かめるためには,密な観測網を必要とする。最近開発された可搬形地震計を,長さ1700kmの測線に沿って100~150kmおきに設置し,“カニキソ”地下核実験により発生した人工地震を,オーストラリア大陸で観測した。結果は,西方向に行くにしたがって負の異常(早い到達時間)が大きくなることが見られた。また,上部マントルの速度の構造と地殻物質の生成年代との間に,相関があることがわかった。これは大陸成長の機構を考える上で参考になる;写図2表1参22