抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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12時間より若いキイロショウジョウバエの雌に1,2,3,4kRのX線を照射し交配させ,第IV染色体の組みかえを調べた。組みかえは線量と直線的以上に増加し,組みかえは動原体にまたがる異質染色質に主として生じた。第IV染色体の組みかえ個体はどのブルードでも発見され,組みかえ染色体の発見とtriplo-4およびdetachmentをもつ子の発見との間には明りょうな関係がなかった。97個の組みかえ個体はどれも致死をともなっていなかった。X線による組みかえは2-ヒットによっておこり,連関する標識遺伝子の組みかえは相同染色体を含む転座のような過程で生ずると考えられる。どのブルードにもクラスターは生じなかった。これまで早いブルードでみられたクラスターは誘発されたものではないだろう(山口彦ゆき)