抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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応力緩和条件における春材と秋材の開裂特性について研究した。40対のダグラスモミの春材および秋材試片(0.1×2.5×80mm)を用いた。平衡湿度は7%,試験温度20°C。試験機はInstron(TM型)であった。木材試片は接線方向に木目と平行して切られたものを用いた。引張応力緩和の落ちこみの時間的順位は春材と秋材では異なった。一段階の応力緩和の落ちこみは春材については典型的である一方,多段式の落ちこみは秋材について特徴的であった。これらのレオロジー的および形態学的な春材と秋材の差異についての観察結果から応力緩和時の鋭い放出は秋材の多段式の落ちこみに起因することを示唆;写図2参6