抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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グラファイトと窒化ほう素とはその構造がにており,グラファイトが溶融アルカリ金属およびこれらの蒸気と容易に反応し層状化合物を生じるが,窒化ほう素では調製が困難なので,ここでは窒化ほう素アルカリ金属化合物の調製とそれらの触媒活性を検討した.調製は脱気した窒化ほう素粉末の入った真空反応容器に純アルカリ金属を蒸留して加える.2~3日間200°Cに加熱すると反応は完結する.Cs-BN錯体は深青色.これらの錯体はパラ水素-オルト水素変換反応および水素-重水素平衡に対し顕著な触媒活性を示した.BN-錯体におけるこの活性の原因はアルカリ金属からパートナー分子への電子移動による.アルカリ金属を付加しても窒化ほう素の結晶構造の変化はなかった:参6