抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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血清乳酸デヒドロゲナーゼの様態が肝障害時とじん臓障害時とでは異なっていること(肝障害時は乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)-5-アイソザイムが増しじん臓障害時はLDH-1およびLDH-2が増す)を利用して障害器官を同定しようと試みた。HgCl
2の低用量(2mg/kg腹こう内)投与ではLDH-1とLDH-2の活性が上昇しているのでじん臓障害が起っていると見なされ,高用量(4mg/kg)投与後は初期にLDH-5の活性が上り肝障害を起していると考えられるが,後期にはじん臓障害が起ると見なされた。またたんぱく質の型も変化を起していることが認められた。このアイソザイムを用いる方法は毒物による障害器官の検索に有効であることを論じた;写図11表3参10